いつか子供に家を建てた時の話をしよう。

「図面をどうする？」「地震対策は？」家を作る時、常に子供のことは念頭に置いていた気がする。
家を建てる。その時の覚悟や考えていたことをいつか子供に話す時、どんな家族になっているだろうか。

「家に帰るのが楽しい」と、
大抵のことは乗り越えられると思う。

毎日は忙しい。責任も増えた。頭の中では、いろんな仕事のことでいっぱいだ。
でも、帰り道、あの角を曲がると、家の灯が見えてくる。
そのホッとする瞬間は自分で作り上げた家だから生まれるのかもしれない。

食卓では、今日起きた何気ない話をする。
ご馳走とはこのことを言うのだろう。

「今日ね、学校でこんなことあったんだー」子供が一生懸命しゃべっている顔を見ると、思うことがある。
少し前までは、言葉もたどたどしかったのにもうこんなに成長したんだな。
新婚の時は時々行っていたレストランも、最近は行けなくなったけど、食卓でしか味わえないものがある。
美味しい会話、いただきます。

この家に住んでから初めての
「行ってらっしゃい」
この気持ちは一生忘れない。

この家を建ててから初めての「行ってらっしゃい」は少し緊張した。
私もだが、旦那もそうだったんじゃないかな。
この家を作ると決めてから、いろんなことがあって、今思い描いていた家に住んでいる。

本当にありがとう。

良いものは、ずっと後でこそ、わかる。

住建の社名は「住まいを建てる」という意味。
住まいとは暮らし、暮らしとは生活、生活とは家族、家族とは人生、私たちはお客様の人生を創るお手伝いをさせていただいております。
家は何十年も共に生活をします。長い人生を共に生きる家づくりを。

あなたと共に。